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誰が見張りを見張るのか?
(Who Watches the Watchmen?)
―ユウェナリス『風刺詩集』第6歌第347行

ウォッチメン』(Watchmen)はアラン・ムーアによるコミック作品である。DCコミックスより1986年から1987年にかけて全12篇が発表された。アラン・ムーア、アーティストのデイヴ・ギボンズ、カラリストのジョン・ヒギンズらイギリス人の作家チームによって制作された。『ウォッチメン』のプロジェクトは、ムーアがチャールトン・コミックススーパーヒーローが活躍するストーリーをDCコミックスに提案したことにより始まった。DCはチャールトンの権利を取得していたが、ムーアの書いた筋書きはキャラクターの将来性を損なうものだったため、編集主幹のディック・ジョルダーノはオリジナルキャラクターでストーリーを作るようムーアに勧めた。

ムーアはストーリーに現代社会の不安を反映し、スーパーヒーローの概念そのものを再構築、パロディ化した。『ウォッチメン』は1940年代にスーパーヒーローが世の中に姿を現し、彼らのおかげでアメリカがベトナム戦争に勝利、ウォーターゲート事件が未発生に終わるなど、スーパーヒーローの影響で変化が生じた架空の近代史を描いている。アメリカとソビエトの間に第三次世界大戦勃発の危機が生じていた1985年当時、コスチュームを着た自警団は非合法化され、ほとんどのスーパーヒーローは引退するか政府の職員となっていた。こうした時代背景の中、元ヒーローを狙った連続殺人事件をきっかけに物語が動きだし、事件の調査を通して主人公たちの自己啓発や道徳観念の葛藤にスポットが当てられる。

『ウォッチメン』の特徴は作品の創造性にも表れている。ギボンズはシリーズを通して各ページ9コマ3段組のレイアウトを採用し、血のついたスマイリーフェイスのシンボルを随所に登場させた。最終話を除く各話のラストにはテーマに沿ったフィクション作品からの引用文が掲載され、登場人物の1人が読む作中作の海賊コミック『黒の船』のストーリーが本筋と並行して進められる。また、『ウォッチメン』では物語の舞台やプロットが頻繁にスキップし、作品全体を通して重要なシーンやセリフが別の場面とシンクロし、何度も繰り返されるという独特な手法を使っている。

出版史編集

編集中

制作背景編集

登場人物編集

翻訳単行本編集

出版社による作品紹介編集

2009年3月28日公開の映画「ウォッチメン」原作。本書は、1998年に一度翻訳出版され大好評を得たコミックの、待望の復刊となります。全ページ再カラーリングを敢行し、さらに48頁にわたる豪華資料(アラン・ムーア、デイブ・ギボンズによる寄稿、キャラクター設定資料、コンセプトアート、アラン・ムーアの原作原稿、パイロット版)も収録。完全改定版ともいえる内容となっています。アメコミ・ファンならずとも手に取りたく内容は、まさにアメリカン・コミックスの金字塔といえるでしょう。

脚注編集

外部リンク編集

ウォッチメン
キャラクター
オジマンディアス · コメディアン · シルクスペクター2世 · Dr. マンハッタン · ナイトオウル2世 · ロールシャッハ
ビフォア・ウォッチメン
コメディアン/ロールシャッハ · ミニッツメン/シルク・スペクター · ナイトオウル/Dr.マンハッタン · オジマンディアス/クリムゾン・コルセア
その他
ウォッチメン (映画)

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